夏は南の空のはて
空を刻む雲は優しい色をしている 様変わり お日様は女の人のようで好きでも苦手 茶色 落ち葉舞い上げるのは秋の風肌寒く 厚めのトレーナーを着て歩く散歩道 最近どうって心に問えばしばらく黙り込む どうかなって心は答えてしまう 秋らしい独り言 金色 眩しさにいつも顔をしかめてた気がする 名残りは心の中だけ夏は南の空の果て
鼻を尖らせて行ったり来たり犬が歩いてる 捜し物は大切な赤い首輪 心はどうも寂しさと寒さを繋ぎたがる 路肩に止まる車のボンネットを 落ち葉がすべり降りる 南の空の果て まだまだ夏は折り返さない あきらめてもうそろそろサンダルをしまおう 南の空の果て まだまだ夏は折り返さない あきらめて帰ったらサンダルをしまおう
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