桜峠
街から登る桜峠 銀杏の涙繰り返す 今日の朝は早起きをして君に会いに来た せめて一日だけでもあの日が欲しくて 昔は昔は夏の朝はいつもここ ここは僕がいた場所 君と二人いた場所 古びたベンチの木屑が今はがれてく 錆びた釘の分だけ時と涙が流れて 恨んじゃいないから傍に来ておくれ
少し降り積った雪が溶ける前 そりを滑らそう 僕らの目の前足跡があるんだ 連ねてどこまでも せめて一日だけでも君が欲しくて 昔は昔は雪の朝もいつもここ 悲しい知らせがあるんだ君と二人いた場所 来年の春にはバイパスが通るんだ 監督もあの先生も時の途中とまった 僕が大人になるそして離れてく
それ以上行っちゃだめだ 止まれってなぁ言ってるだろ 君が僕に言う俺と一緒にいたいだろうって 仕方ない事なんだだからせめてもう一度 愛した時を思って傍に来ておくれ
今でも君が好きでいつでも探してた 傍に来たんだねすごく嬉しいよ 野球選手になるんだ 君が描いた夢の跡 桜峠途中ベンチに描いた夢
桜峠今は秋 銀杏の木が泣き出す頃 夏が思い出に心の中解けてくる 耳を少し澄ましてみる 木がざわめくそんな中 桜峠途中君と僕がいる 桜峠中君と僕がいる
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